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キャッシュレス社会は吉と出るか?

今朝@18th,APR のテレビ東京→CATV、朝のニュースより雑感。
個人消費の70%以上がクレジットカードで決済されている国とは??
IT普及率→
1.Sweden
2.Denmark
3.Iceland
との関連性が強い訳で。その中でもIcelandに注目。
前述したとおりに個人消費の70%以上がカード決済によるものとの事。
肝心の支払いの種類はと言うと、街中のホットドックスタンドから各種税金、郵便局、公共料金の支払いまでと多岐にわたる。
カード決済が出来ない店は皆無に等しいとの事。
インタビューに答えていた青年23歳はというと、財布というかカードケースに近いタイプの入れ物からカードを5、6枚出す。
「現金なんて使わないよ。」と。
続いて12歳の少女。
親から持たされているカードを片手に
「とても便利だわ。」と、
多少圧巻。
法制度的には、12歳以上からデイビットカード、18歳以上からクレジットカードの本人名義での所持が可能になるとの事。
カードの普及に取引コストも一役買う。
日本は売り上げの17ー20%に対してIcelandは破格の0.3ー2.7%程度。
日本でも各種政策の緩和が必要になるのかな?
Icelandでは96年から政府がIT政策を推進。
ブロードバンド接続可の家庭も無論多く。全体の56%以上がOnline Bankを利用しているとの事。
また、MobileからのBankingも盛んである。機種はモノクロのNOKIAだったが。。。
その一方、スキミング・カード偽造も気になるところだが、VISA Iceland社の独自開発したプログラムで(Officeはローテク気味だったが・・・)自社の顧客番号については全世界での利用状況照会が可能だという話。ま、Icelandの人が海外へどのくらい渡航するのかは疑問視だが。。。
「怪しい取引があったら、即座に本人へ確認の電話をするんだ」と自慢げに広報担当者。
という事は、約款により消費者のある一定のプライバシーの侵害が認められていると言うことになる訳で。
今のところ、犯罪も含めて制度上の問題はないらしい。
日本への技術輸入を考えるとその辺はクリアにしておきたい項目。

by ruig.room | 2005-04-18 09:31 | Finance

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